2010ハセツネ ジャッキー’ずレポート

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「あれ?ジャッキーさん、なんでここにおるん?」

痛みと痺れを堪えてフラフラと進んでいたところ、後方から聞きなれた声が・・。



「あ、あの声は・・」
そう、みんな知ってる今回女子総合準優勝の我チームメイトのお方です。
決して振り向こうとは思いませんでした。
なぜなら、その姿が視界に入るまで間もないと思ったからです。

スタートから3時間、浅間峠を越えて土俵岳までの約25km。坐骨神経痛が悪さするまでは楽に走れました。
しかし痛みは徐々に動きを妨げ、予想以上に大暴れ。
時折意識朦朧になりながら、はるか遠いゴールを目指し、三頭山、小河内峠を超え、7時間ほど経過した御前山への登りでその声は聞こえたのです。

やはり、追い抜かれるまでに時間はかかりませんでした。
「どれだけかかるかわからんけどゴールするから」
そう言って少々後退しましたが、意外にも差は広がりません。

やがて御前山の山頂を超えて下りに入ります。
下りでも痛かったのですが、自分のペースで前に出ます。
「いて~! いて~!!」と声に出しながら長い下りを重力に任せて下りました。
そうこうしている内に、リズムが出て来ます。
今回の様な泥の下りは嫌いじゃありません。むしろ得意と言えます。
一人、二人、また一人、小さく前方に見えるライトの明かりにどんどんと追いついて行きます。

勢いに乗って下って行った大ダワではオフィシャルの方に「そのペースだと沢山抜けるよ!」と声をかけていただきました。
乗りかけた時の応援とはありがたいものです。 そう言われれば気分も乗ってきます。
やがて痛みを我慢していれば登りも動けるように調子は戻ってきました。
経験から言えることですが、長丁場のレースではこの『復活』があります。 
ズルズルと後退しながらも、ずっとこいつに期待していたのです。

3チェック・84位、一時は110位あたりだった順位はぐんぐん上がります。
前半の暑さでかなりシビアだったとは言え、補給はうまく出来てました。
問題は坐骨痛のみ、しかし堪えて動けるところは頑張り、細かい登りも走りました。
前方を行くランナーのライトの明かりを目指して! ゴールまで振り絞って!

3チェック~ゴール 1時間11分
ここはなんとか頑張れました。

ゴールタイム

10時間14分  68位  
北丹沢以後調子が上がらず、こっそりDNSも考えた今回のハセツネ。
ぎりぎりに膝の不調が回復したことには助けられました。
「来年のトレイルレースはハセツネ一本や!絶対にベストコンディションで挑もう!」  
ずっとそれを考えながらのレースでした。
来年のゴールまであと1年。まずは坐骨を黙らせて、今からモチベーション上げ上げで挑みたいと思います。

エントリーは??? きっと出来るでしょう!

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(編集人より)
黙って追いついてやればよかった~。
…って、ずっと前にもこんなことがあったような(笑)

(ジャッキーより)
そうです、あの時の恐怖がよみがえりました。
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by teamdirtyhoney | 2010-10-14 15:09 | メンバーの日記